お子様が初めて受験を迎えるご家庭の保護者様向けに、高校受験のシステム等について書きたいと思います。
【宮崎県の一般的な受験日程】
1月下旬 私立高校入試
2月上旬 公立高校推薦入試
2月中旬 公立高校推薦入試合格内定発表
3月上旬 県立高校一般入試
3月中旬 県立高校一般・推薦合格者発表
3月下旬 県立高校一般入試二次募集
【宮崎県の県立高校入試(一般)について】
宮崎県の公立高校一般入試は、例年3月上旬に試験があり、中旬に合格発表があります。
ちなみに平成29年度は3/7・8に試験、3/17に合格発表という日程でした。
試験は国語・数学・英語・社会・理科の5教科(各100点の計500点満点)です。
高校によっては、特定の科目の得点が1.5倍になる傾斜配点という方式がとられています。
都城市内で言えば、都城泉ヶ丘高校の普通科と理数科、都城西高校のフロンティア科で、数学と英語が傾斜配点の対象となっています(平成29年度入試)
600点満点の内300点を英語と数学だけで占めることになるので、それなりに重点を置いて対策をする必要があります。
また、評価基準等は公表されていませんが、面接や内申書による評価も加わり、合否が判定されます。
【宮崎県の県立高校入試(推薦)について】
推薦入試は、各中学校で校内推薦をもらってから受験することになります。
学力、平常点(通知表の評価など)、部活動や生徒会活動、その他の校内外活動等が総合的に評価されます。
推薦を狙うのであれば、1年生の内から定期テスト対策をしっかりやっていく必要があります。
推薦入試では、2~3教科(各高校によってどの科目が実施されるかは異なります。)の学力試験と、面接、作文、推薦理由書などで合否が判定されます。
合格枠は入学者の12.5%から40%までの間となっており、倍率も一般入試より高くなる傾向があります。
一般入試を受けることも見すえて、5教科のバランスのよい勉強をしておきましょう。
【私立高校入試について】
都城で県立高校受験をする多くの中学生が、私立高校を併願しています。
もちろん、県立一本にしぼって受験しないという選択肢もあります。
私立高校は1月下旬に入試が行われるので、県立高校入試の練習として受けたりする人もいるようです。
県立高校にはない学科があったり、特待制度があったりと、各高校が独自の特色を持っています。
通学等の負担はありますが、宮崎市内の私立高校というのも選択肢にはなりうるので、資料請求等して調べてみましょう。
【高校受験で塾を利用する意義】
子どもの状況によって、まずは追いつかなければいけない子、ついていくのに必死な子、どんどん先を行きたい子など様々です。
塾は、そういう子にそれぞれ何が必要か、どこまで深いところを見せてあげられるかというサービスを提供する場です。
公立中の進度は、入試ギリギリまで新しい知識を入れることになるペースです。
にもかかわらず、3年の3学期に習う数学の三平方の定理が、入試では大問5あたりでがっつり出題されたりします。
「内容が一通り全部終わってから復習しよっか」と思っていると、もう数週間後には入試という状態なのが普通です。
ですから、「これまでの内容を復習する」、「学校の授業についていく」、「学校の予習をする」といった勉強を、同時進行でやっていかなければなりません。
しかも、ある単元でつまずくと、それは「復習しなきゃいけない単元リスト」に加わってしまいます。
そうしてたまった借金を返しながら、新しい単元を消化しなければならなくなります。
これを自分の力だけで乗り越えるのは大変です。
学校の先生も忙しく一人一人にそこまできめ細かく対応するのが難しい時代、勉強の悩みを相談できる相手の一つとして、塾を検討してみるのはいかがでしょうか。
また、「順調にいっていて、学校に物足りなさすら感じる」という子にも、塾はお役に立てます。
行ったことのない土地に旅行に行くとイメージしてみてください。
どこに、どんなものがあって、どう回るのが一番楽しめるのか、これらをとりあえず行ってみてから自分で考えるのは、なかなか大変そうじゃないですか。
手っ取り早いのは、知っている人にガイドしてもらう方法です。
「こういうものが見たい」「とりあえずおすすめを案内してくれ」
これくらいの注文を出して、向こうにうまいことやってもらいましょう。
もちろん、「ここは僕もよく分からないんですけどとりあえず行ってみましょうか!」なんてやられたら、
「いやいや、それはないやろ・・・」ってなりますよね。
いいガイドを選びましょう。
そして、その中で興味があるものが見つかったり、ちょっと立ち止まりたくなったら、そこをじっくり楽しむのもありです。
塾で深い勉強、先の勉強をするのもこんな感じです。
その単元にはどんな雑学が埋もれているのか、どんな覚え方があるのか、どのくらい難しいレベルまであるのか、どこから立ち入り禁止なのか。
ちゃんとした塾講師であれば、それをよく分かっています。
そして、上手い塾講師であれば、そこを面白く見せて回ってくれます。
(パンフレット片手に手抜きしたり、道に迷ったりするガイドもいますが・・・)
問いかけのしかたや解説の誘導しだいで、じっくり考えさせることも可能です。
一緒に底なし沼にはまってみたり、立ち入り禁止区域をチラ見してみたり、寄り道してみたり、来た道を戻ったり。
ひと味違う旅を楽しんでもらえるはずです。