①友達と一緒に
学校や部活の友達などと一緒に受講することもできます。
ただし、みんなで放課後集まる仲良しクラブではありません。
勉強をする場所であるということ、お互いに高め合えるような関係であること、レベルが近いことなど、この形が適しているかについてはよく相談させていただきます。
②ゼミ形式
大学などでよく開かれているゼミという形を取り入れることもできます。
ゼミとは、少人数の生徒のグループの自主性を重視した形です。
例えば4人程度で[英語のセンター試験の長文を精読するゼミ]を開く場合、次のような進め方が考えられます。
長文を分割して担当者を決め、次回までに訳してポイントを調べておく。
→授業で担当範囲を発表していき、間違いを指摘しあったり、疑問点をぶつけあったりする
→講師が必要に応じて説明を加えたり、新たな問題を示したりする
→生徒どうしで話し合ったり、講師がまとめたりしてその範囲終わり。
→次の担当者が・・・という流れです。
ポイントは、講師が前で一方的に話したり問題演習をしたりするのではなく、生徒どうしのコミュニケーションを重視しているところです。
人に説明しなければいけないというプレッシャーや、同学年のレベルの近い人たちがどう考えて、どう正解にたどり着いたり間違えたりするのかというのを見る機会にもなります。
テーマ設定も自由なので、「全国の高校入試英語を解くゼミ」「数学の図形問題を徹底的に解きまくるゼミ」「センター英語第2問形式の問題をつぶすゼミ」など、目的に合わせてできます。
ここでゼミ形式を体験すると、学校で自分たちで勉強会をしようというときや、自宅学習で自分で資料を探したり考えたりするときのコツがつかめて、他の科目や分野への波及効果も期待できます。
この形式は、生徒が考えてきた説明やその場で出てきた疑問にアドリブで対応できる講師がいなければ上手くいきません。
③千本ノックみたいなもの
問題演習量をかせぎまくるスタイルです。
たとえば古文の助動詞の識別、英文法の4択や並べ替え、数学の小問集合など、理解がある程度できた上でさらに問題を沢山解いてスピードアップや精度を高めたいときには、絶対的な演習量が必要です。
毎週何十問、百数十問といった量を解いてきて、採点して、間違っていたところを指導するというのを繰り返すと、解き方のパターンが見えてきたり、「ここがこうなってるからこうなって・・・」と考える時間が短縮されてきたりする効果が期待できます。
特に3年生や勉強がある程度進んできた人におすすめです。
もっとも、これはただやればいいというだけでなく、その効率や濃度を高めるノウハウがAceにはあります。