中間テスト、期末テスト、学年末テスト
高校生のみなさん、どう向き合ってますか?
今回は定期テストに関する話を書いてみようかと思います。
【テスト期間の過ごし方】
定期テストの前1週間くらいって、部活が休みになったり定期対策プリントが出されて授業があまり進まない時期がありますよね。
この時期の使い方はタイプがいくつかに分かれます。大きく、①悪い意味で対策しない人。②テスト期間になって急に頑張る人。③いい意味で対策しない人。
①部活休みでラッキー、とか、学校早く終わるしあそぼ~、とか。受験をしないならまぁそれもいいでしょう。受験を考えていてこういうことを言っているのなら論外です。
②そりゃあ頑張らないよりはいいですよ。でも、非常にもったいない。このタイプは一夜漬け、テスト範囲の丸暗記をします。そして、テスト期間が過ぎて一気に忘れます。「定期テストで点を取る」ことに集中するあまり、そこがゴールになってしまっているからです。広い範囲を一気に入れようとして寝不足になりながら必死になっている分「勉強した感」は強いのに、終わってみれば何も身についてないなんてことになりがちです。
③定期対策なんてものはありません。定期テストは学校の授業で習ったことの確認です。ならば、普段の授業が定期テストの勉強になっていないとおかしいですよね。だから、テスト前だからといって特別なことをやる必要はないはずです。大事なのは、日々の学校の授業についていく、その日教わった内容を消化していくという勉強の継続です。
私は高校生のころ、定期テストの成績はそれほど気にしていませんでした。点数なんてどうでもいいや、ということではなく、「普通に授業受けてればまぁ解けるっしょ」って感覚でいました。テストで間違えたら、そこを復習すればいいんです。テスト期間は、単語の暗記とか歴史の教科書の読み直しとか、数学の問題集とかをやっていました。
【定期テストの位置づけ】
上にも書いた通り、定期テストは学校の授業内容の確認です。では、学校の授業は何のためにやっているのか。大きいのは「受験のため」ですよね。(こう言うといろいろ叩かれそうですが…普通科を目指す中学生、大学進学を目指す高校生の大多数は、受験という点取り競争で評価されることになるんですよ。そういうシステムになってるんですから。ここについて書きだすと長くなるので)
要するに、定期テストは受験に向けて各科目を勉強していく上でのチェックポイントの1つにすぎない
ということです。手段と目的を混同してはいけません。定期テストが良くても、実力テスト、対外模試、入試本番で点が取れなければ力がついているとは言えません。ただ、勘違いしないでください。定期テストなんて点悪くてもいいじゃん、とは言っていません。定期テストの点が悪い=学校の授業が分かっていない状態で入試問題が解けるわけがありません。
「定期がよくても実力で取れない」タイプは多いですが、「実力は取れるのに定期は取れない」タイプは稀です。実力でとれるなら定期でもけっこう取れるんですよ。一部、「定期だけすごく対策が上手い」人がいたりして校内順位は多少下がったりはしますが、大局的に見ればどうでもいい差です。
【定期テストは入試にどう活きる?】
大事なのは、定期テストをどう実力や入試につなげるか、ということです。
科目別にみていきましょう。
国語…漢字や古文単語、助動詞や句法などの知識事項は徹底的に暗記してください。入試に直結します。普段からの繰り返しが最も重要ですが、定期テストで点数になるというモチベーションがあれば単調に思える勉強も普段よりはやる気を引き出しやすいはずです。一方、本文の内容や記述問題の答えを丸暗記する勉強は無駄です。入試は公平性を確保するためにできるだけみんなが初見の問題となるような素材を選んでいます。だから、教科書で読んだ話をまたやることはないと言っていいでしょう。大事なことは、穴埋め問題でも記述問題でもなんでもいいのですが、「なぜそこが答えになるのか」という思考過程です。学校の授業で、接続詞や筆者の主張の流れ、抽象論と具体例などの解説をしっかりと聞いてください。
数学…公式や重要な証明問題など、覚えるべきものはしっかり覚えましょう。そのうえで、テスト範囲の問題を何も見ずに解けるようになるまで繰り返し演習しましょう。これは途中式まで暗記しろということではありません。数字や図形、問題の条件が変わっても解けなければ入試にはつながりません。大事なのは、論理を理解するということです。なぜその公式を使うのか、なぜそこに代入するのか、なぜその場合分けが必要になるのか、などなど。そこがしっかり説明できないのに、「テキストの問(2)は0未満と0と0を超えるところで3つに場合分けする」なんて覚え方は意味がありません。
英語…単語や熟語、語法などの暗記は絶対完璧に仕上げましょう。ここは知らないことには話になりません。本文の内容ははっきり言ってどうでもいいです。具体的に言えば、教科書のウッド先生が野球が好きかサッカーが好きかなんて覚えたところで入試には何の関係もありませんが、likeやsoccerとかbaseballといった単語は覚えておかなければいけないということです。英語は単に覚えておかなければならないことが多い科目です。なので、定期テストというチェックポイントを利用して知識事項をしっかりと定着させていきましょう。SVOCの分析や文法事項は理解が求められるところなので、先生の説明を聞いて友達に説明できるくらい頭の中で整理しておきましょう。
地歴公民、理科系…副教科ははまずは知識の定着が最優先です。定期対策と入試対策のズレが小さいので、テスト範囲のものは即答できるように整理して徹底的に覚えこみましょう。学校のプリントの暗記だけでなく、一問一答形式の問題集や模試の過去問などでアウトプットする勉強もプラスできればベターです。
定期テストを生かすも殺すも、自分の意識一つです。うまく付き合っていきましょう。